オイラはピンク映画館に行くと、泣いてばっかりいる。
泣けて泣けて、泣けて泣けて、しょうがない。
ピンク映画には、情がある。
商業映画に付きまとう いやらしさが無い。
名作にあたると、涙と鼻水が止まらない
テッシュの2~3ヶじゃ足りないので、BOXテッシュを映画館に持参しようと考えた事がある
当然、知り合いから 「待った」がかかった
「変態扱いされるから、よせ」
なぜ? なぜ映画を観て泣くのがいけないの?
「なぜって、誰が見たって、別の用途に使うと思うぜ」
だよな、やっぱり・・・
青山えりなさんが、2006ピンク大賞で「女優賞」と共に
「新人女優賞」を取ったときは少し複雑な思いがした
知ってる人は知ってるが、以前は「涼樹れん」という女優名だった
ピンク映画にも、2003年から「涼樹れん」の名前で結構出演している
さて、ご本人には無断で「涼樹れん」のAVパッケージを並べてみると
エロビデオ屋通いしている人は、いちどはパッケージを手にした事があるでしょう
「癒し系」でデビューするんだが、「癒し系」は あまり売れないんだにゃ~
で、ピンク映画フィールドでは 主役でキラメイテいる蒼井そらの影に すっぽり隠れてしまった
「つむぎ」は全国レンタルビデオ屋の一般映画コーナーに置いてあるから観た人は多いだろう。
だが、涼樹れんも出てたんだよって言っても分からない。
その彼女が「青山えりな」という新人?になり、
いくつかの偶然が重なり、竹洞組で『短距離TOBI-UO』の主役に抜擢される
主役さえ もらえれば、いつでも女優賞が取れた人だった器用で、どんな役でもこなせる
ちょっと、おとなしすぎるかな、とも思えるが
根っからの癒し系で、観る人を暖かで清々しい気持ちにさせてくれる
今の、殺伐としたわが国に、最も必要な女優の1人かもしれないみなさん、ポレポレにはBOXティッシュを持って出かけませんか?
みんなでやれば、怖くない です。
7/7(土)~8(日) 『舞う指は誰と踊る』 『短距離TOBI-UO』
7/9(月)~10(火) 『森鬼』 『短距離TOBI-UO』
於・東京ポレポレ東中野 連日21:10~ 限定レイトショー!